浅間・前掛山に登って来ました。早朝の車坂峠のＰはビックリするほどの車の台数でさすがの百名山です。
快晴に恵まれ景色は良いが氷点下で厚い霜が降りていて寒い！。表コースからトーミの頭を目指すと登るほどに展望が開けてくる。トーミの頭から見られる間近の浅間山と外輪山が火山の雰囲気で荒々しく怖い位である。
稜線から湯の平口迄９００ｍで標高差３００ｍを一気に下るが凍結気味の草滑り急斜面を慎重に歩く。湯の平口で天狗温泉ルートと合流し緩く登るとＪバンド分岐となる。青空と唐松林が綺麗。
ここから斜度が段々きつくなるが、黙々と登る。延々と人の列が続いている。「山頂立ち入り禁止告示板」から右へ少しで２棟のシェルターがある。関西からの団体さんがガイドから色々説明を受けていた。
雪混じりの火口稜線を緩く登ると前掛山頂となる。順番待ちで山頂標識写真を撮り展望を楽しむ。奥秩父、富士山〜八ヶ岳と南ア〜中央ア（遠い）〜北ア〜北信五岳〜草津・志賀方面までぐるりの大展望で秋の澄んだ空気が心地よい。
下りは同じコースを戻ったが、湯の平口あたりの陽を受けた綺麗な唐松林は見ごたえがある。しかしここからトーミの頭迄の草滑りの登り返しは我慢の一言でキツイ！
このコースは三つのピークを登るような行程になるので、それなりの体力が必要ですが、天 候と展望に恵まれた良い山行になりました。