中ハイクグループ
奥多摩　　忘年山行　御前山（１，４０５ｍ）　　
日程：　２０１４年１２月２８日（日）
参加：　１２名
寄稿：　宮地

昨年と同日の１２月２８日快晴厳寒の朝、奥多摩駅に１２名のメンバーが集い、１年を締めくくる忘年山行となる。
奥多摩湖畔９時５分出発。 サス沢山（９４０ｍ）目指して急登が始まる。 まだ眠っている体を起こし、ペースを確立するために意識的にゆっくりと歩みを進める。 ２５分登っては１０分休憩を２本繰り返し、高度を稼ぐ。
サス沢山から振り返り登り始めた奥多摩湖を遥か下に見下ろす。 落葉した樹木の間から紺碧のブルーが眼に眩しい。

御前山頂上にて全員

大ブナ尾根を歩くこと数分思いもかけず南面から雪をまとった富士山が望める。 さらに急登の後１１時４０分惣岳山（１，３４８ｍ）を経て１２時１０分御前山頂上到着。
皆良く登ったものだ。冬の日溜まりの下、ゆっくりと昼食を取る。

幸い雪も全く無く鋸山、登計峠経由で長い縦走路を奥多摩駅目指して下降を始める。 冬枯れの落ち葉で滑らぬように慎重に歩く。
１２名のメンバーのあちらこちらから女性陣の明るい笑い声が山にこだまする。 体中に元気を一杯もらう。いいなあ。一年間の会社勤めのストレスが吹き飛んでいく。 これがあるから川崎ハイキングクラブでの山歩きが好きだ。

鋸尾根の縦走路下降は痩せ尾根の背を歩く難路であった。
最新の「奥多摩山と高原地図」では、「ハシゴあり危険」と表示されてあり、実際４ヶ所ほどのハシゴが掛っていた。 実はハシゴは慎重に下れば安全で、それよりも曲がりくねった下降路が危ない。 落ち葉ですべったり、曲がり角でバランスを崩して転落したらまず命はない。 緊張と慎重のバランスを取りつつ歩みを続ける。
冬の早い落日で登計峠からは、林道をたどり奥多摩駅へと向かった。
快晴と殆ど無風に恵まれた忘年山行きであったが、曇天・強風であれば、 本日のルートはこの時季には、危険を伴うものであったかもしれない。
全員無事に達成感を持って５時前に駅到着。

四季グループ
丹沢　　丹沢主脈縦走
日程：　２０１４年１２月２０日（土）　〜　１２月２１日（日）
行程：　
２０日（土）　渋沢駅集合（バスにて移動）　大倉　〜　金冷シ　〜　塔ノ岳　〜　丹沢山（みやま山荘）
２１日（日）　丹沢山　〜　蛭ケ岳　〜　姫次　〜　黍殻山　〜　焼山　〜　焼山登山口　〜　橋本駅
参加：　９名
寄稿：　丹澤

以前、ある雑誌の「自分の山を探すための７つの提言」という記事中に、「自分の苗字と同じ山に登ろう」 という提言があり強い関心を持っていました。 まだ、丹沢山には登ったことがなかったので、今回の山行計画を知った時、 苗字の山で１年を締めくくることができ最高の計画だと思い、参加させていただくことにしました。

２０日（土）　大倉バス停にて準備体操をし、まず塔ノ岳に向かう。 当日の天気は、午後から雨の予報であり、雨が降る前に、みやま山荘に到着したいと願っていたが、 残念ながら、花立山荘到着時には本格的な雨模様となりかなり寒い。 そこで、昼食は花立山荘内の食事スペースを借りることになったが、注文なしでも使用料がかかるとのことなので、 各自、豚汁など体が温まる物を注文した。
一服後、塔ノ岳経由丹沢山に向かうが雨の止む気配はない。 当日の丹沢山での記念撮影を期待していたが明日へのお預けとし、みやま山荘にて濡れた衣服を着替え休息タイム。 夕食までに時間があったので、持ち寄った酒、つまみにてミニミニ忘年会。
夕食は焼き肉であり、各自が焼いて食べる本格的な食事。丹沢山の登頂記念にピンバッチを購入し大満足にて就寝。 夜中、眼が覚め窓から外を見ると麓の夜景が見事であり感動。

丹澤山

２１日（日）　朝からの快晴。 富士山、南アルプス、雲海など最高のパノラマを堪能し、丹沢山頂で記念撮影後長い行程が開始された。
行程前半は、数日前の雪が残り凍結のためアイゼン装着にてまず蛭ケ岳を目指す。 雄大な富士を見ながらも滑らないように一歩一歩確実に歩を進める。
山の天気は変わりやすいもので、蛭ケ岳登頂時には雲がでてきて残念な展望となってしまった。 その後、途中、アイゼンを外しだらだらとした長い下り道にて焼山登山口バス停に向かう。
みやま山荘を７：００過ぎに出発し、１６：００前にバス停に到着、 行動時間約８時間３０分の長くも楽しい一日であった。

今回は、丹沢主脈の様々な表情を堪能でき、楽しく思い出深い山行となりました。 メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

中ハイクグループ
秩父　　石灰岩の山　武甲山（１３０４ｍ）
日程：　２０１４年１２月７日（日）
行程：　 西部秩父駅（タクシー）　→　生川一の鳥居　→　大杉の広場　→　武甲山　→　長者屋敷ノ頭　→　
橋立　→　浦山口駅
参加：　９名
寄稿：　横山

西部秩父線の「横瀬駅」に近づくと左側に石灰岩採掘で傷つけられた白い山肌を露出した武甲山が見えてくる。 一瞬異様な感じもしたが独立峰としての山容・雄大さは秩父を象徴する山なのだろうと思った。
登山道へはタクシー（４名／５名に分かれて）でモノトーンのセメント工場が立ち並ぶ車道を進むと 登山口の生川一の鳥居に着く。 料金は３，０００円弱で一人頭、数百円と大勢で行くと割安で行ける。（ＫＨＣに入会して良かったとプチ喜ぶ）

山頂までの登山道は杉林に囲まれて日があまり入らず霜柱が立っており外気が冷えていたせいか汗はかけども 体は温まらずと寒かったが整備されて登りやすい山道です。 また、山道には道標として１丁目（１０９ｍごと）から５２丁目までの丁目石が立っており目安として今後、 登られる方は参考にすると良い。
武甲山山頂（展望台）は５２丁目の御嶽神社の裏手にあり、山頂の真下には真っ白な石灰岩採掘跡や眼下には秩父盆地。 遠くには谷川連邦・赤城山・榛名山等が望めた。
そして山頂の所々には、ほんの少しではあるが雪が降った痕跡があり関東の山もそろそろ雪化粧するころかと思いつつ １２月２８日（日）「年納め山行：御前山」では雪対策が必要かと脳裏をかすめる。

御嶽神社の境内で昼食を取った後は、秩父鉄道「浦山口駅」をめざして下山する。
下山道は根っ子・岩の段差が少なく滑り台の上をブレーキを掛けて降りてくるような感覚で逆に膝に 負担が掛かった。（適度に段差があったほうが膝は楽か？）
ほぼコースタイム通りに林道に出、後はテクテクと駅に向かう。

今回参加いただいた会員外３名は経験豊富な方で予定通りの山行ができました。
お疲れ様でした。また、お会いしましょう。

ミニＧｒ＆教育遭対部
丹沢　　南山オリエンテーリング
日程：　２０１４年１１月１５日（土）
行程：　 ８：４０　本厚木駅５番バス停　→　宮ヶ瀬バス停　→　ふれあいの館　→　 権現平　→　南山　→　
あいかわ公園　→　半原バス停　→　本厚木駅
参加：　２３名
寄稿：　砂川

オリエンテーリングということでコンパスと地図を片手に歩き始めました。 お天気は快晴です。
コースはバス停を下りてからまず車道歩き。 ふれあい館から５グループに分かれてオリエンテーリングを開始します！

いつもだったら道標だけを見て歩いてしまいそうな道を、地形図を見ながら、 クイズを探しました。地形図は読めても、実際の土地と頭のなかでかぶってくれません。
なかなか見つからない・・・。距離感や傾斜の感じ，なかなかつかめません。
クイズを張ってくれた方、回収していただける方、本当にありがとうございました。
見つけても、またクイズがひねってある！地図、気象、花の名前・・なかなか出てきません。
頭をかしげながら、あれ？と答えを書きました。先に行ったグループとまたすれ違ったりして、 楽しみながら権現平へ。素晴らしい展望もご馳走でした。
ここからは、クイズの答えあわせをして、 下山。ここでのクイズはもう忘れなさそうです。あいかわ公園を経て、服部牧場へ。
おいしいアイスとミルクをいただけました。

娘(7歳)と一緒に参加。こんなにたくさんの方と山に登ったのは初めて！
おいしいものもありがとうございました。娘は「またね！」と言っていますが、 しばらくは一人参加かな？

中ハイクグループ
群馬　　妙義山（岩峰の景観と紅葉を楽しむ）
日程：　２０１４年１０月２９日（水）
参加：　４名
寄稿：　清水

いつかは登りたいと思っていた妙義山。妙義山は標高１１０４ｍの岩山で、山というよりも 巨岩に近い姿は迫力があり、日本三奇勝の一つにも数えられている。今回は、その 中間道のコースだった。

雲一つない秋晴れの平日、金鶏山を大きく迂回する車道を離れて一本杉への直行の 山道を歩き、いよいよ本番の石門群登山道へと入った。

まず、大きなつるりとした岩に鎖だけが光る《かにのこてしらべ》を前に一瞬たじろいだが、 恐怖心を閉じ込めて、鎖に飛びつく。妙義山のハイライトの「石門めぐり」を恐いと 感じるとは何ぞや！　同行者のアドヴァイスを聞きながら進む。しかし、さらに岩場が続く。 一歩一歩足場を確認しながら「カニの横ばい」を渡り、「たてばり」を登って、細い 第二石門を通過。次に「つるべ下がり」を急降下した。そして、広場の先の上の方に 第四石門が大きな口を開けて待ち構えていた。
石門の中には澄み切った空と大砲岩が見えている。こんなに巨大な石のアーチはどう やったらできるのだろうか。浸食？　爆発による吹き抜け？　アーチの先には澄み切った 空と大砲岩が見えた。

昼食後、第四石門脇の断崖絶壁の上から見た風景はスリル満点ながら大砲岩、ローソク岩、 屏風岩の風景を堪能できた。見る人を圧巻させるこの石門がどうしてつくられたのか、 気になるばかりだった。わかったことは、６００万年前に活動した火山から噴き出た 火山噴出物が長い年月雨風に削られて現在のような山容になったということと、 この石門一帯は登山者に《妙義のおばあさん》と親しまれた柴崎はるさんの民有地だった ということ。
午後のコースは気持ちよく歩けた。でも、一人だけでしか通れない壊れかけた長い階段を 大きなグループとすれ違うことになったら大変だろうな。行きたいと思っている山々のうち、 あと幾つ登れるかなあ・・。

会山行
群馬　　榛名山外輪山（公開バスハイク）　　
日程：　２０１４年１０月２６日（日）
行程：　
小杉６：３０発　＜バス＞　榛名山湖畔着９：４０　→　氷室山　→　天目山　→　松之沢峠　→　磨墨（スルス）峠　
→　ゆうすげ　→　ビジターセンター発１４：００　＜バス＞　小杉着１８：３０
参加：　２６名
寄稿：　参加者

磨墨峠にて

紅葉を求めての秋の榛名湖とその周辺を歩く公開ハイクを企画しました、例年の参加人数を 参考に今回は、２８人乗りの中型バスでの企画を行い２６名の参加でした。
今年の紅葉の時期に懸念しましたが、皆様の日頃の行いの良さにより秋の晴天での紅葉と 榛名湖の景色に皆様堪能した今年の公開ハイクでした。
皆様からの感想をお届けします。

《一言感想文集》

時期的にいい紅葉を見られて大変良かった、１班のリーダーとして不満も聞かれず。 感激、感謝の言葉を多く聞かれて良かった。

天候に恵まれ太陽に照り映えた木々の紅葉の美しさに、「ため息！」登りはじめの長い 階段はきつかった、秋の１日を楽しみました。

ＡＭ６：３０小杉駅出発、午後から天気が悪くなる予報で心配でしたが、だんだん良くなり 榛名湖到着、湖と美しいグラデーションに染まった紅葉を楽しむことが出来ました。

今年初めての紅葉が見られてよかった。

階段の先に華やかな紅葉あり。湖水は輝き波紋は美しい。それにしても階段の多い山行なり。

天気も良く、榛名湖と榛名冨士と紅葉の３点セットがバッチリで最高の公開ハイクでした。

青い空、見事な紅葉、一緒に歩く仲間の３拍子揃った楽しい山行でした。 これからも山行に参加し美しい日本の四季を体感したいと思います。

天気良ければすべてよし！

伊香保温泉と榛名湖は何度も来ましたが、榛名山は初めて登りました。登山道保護の為の、 木の階段は疲れましたが途中の尾根道と紅葉は素晴らしかった。

天気に恵まれ紅葉も綺麗でした、なかなか山行に参加する回数が少ないですが皆様との 交流もでき、素敵な１日でした。

半袖でも汗をかくほどの陽気で、紅葉を楽しみました、天気も良く最高の贅沢でした。

久しぶりのハイキング、天気に恵まれ色々な表情の榛名冨士を楽しみ、いい汗をかいて リフレッシュ出来ました。

きれいな紅葉を良い天気の下でとても楽しめました。有難うございました。

青空の中、榛名冨士を眺めながら紅葉した林の中を気持ちよく歩きました。 イチイの木には赤い実がなり、その実はとても甘いと初めて知りました。

昨年のバスハイクは雨でしたが、今回は天候に恵まれ榛名山周囲をぐるりと外輪山も くっきり見ながら歩くことが出来ました。初めの階段にハアハアしながらも紅葉を楽しみながら 気持ち良く歩けました。

年に１度の公開ハイクの動機はやはり会員の皆様との楽しい交流に尽きると思います。 澄んだ青空と紅葉の下、おしゃべりに興じながらのんびりゆったり楽しみました。

コースの下見したものとしては、不安半分、しかし余計な心配でした。 天気に恵まれ紅葉も素晴らしく何より安全山行出来ました事を一番ホッとし、予定より １時間早く出発出来て良いことづくしの公開バスハイクでした。

紅葉がきれいでした、天気も良く最高です！

天気に恵まれ素晴らしい景色（紅葉）を楽しむことが出来ました。久しぶりの山歩きで あらためて山はいいなと思いました。参加できてよかった、ありがとうございました。

年間スケジュールを１週間後に変更し今日の榛名山紅葉はちょうど見ごろでした。 歩程もよく良いコースでした。

晴天に恵まれ、紅葉の山を歩けて素晴らしい１日でした。 昨年が雨だったので今回の天気は嬉しい、来年も是非参加しょう！

静かな榛名湖と周辺に　ぽこぽこと頭を出している外輪山とは特有な調和が取れていた。 以前に旅行した時とは別の印象を受け、新しい発見となる。見ごろの紅葉も恵まれた 天候のもと、ひときわ映え感動の1日であった。

縦走グループ
八ヶ岳　　北八ヶ岳（麦草峠〜双子池〜蓼科山）　　
日程：　２０１４年１０月２４日（金）夜　〜　１０月２６日（日）
行程：　
２４日　小淵沢駅泊
２５日　小渕沢駅　→　茅野駅　→　麦草峠　→　茶臼山　→　縞枯山　→　雨池峠　→　 坪庭　→　
北横岳　→　亀甲池　→　双子池（幕営）
２６日　双子池　→　双子山　→　大河原峠　→　蓼科山　→　蓼科山登山口　→　茅野駅
参加：　１４名
寄稿：　移川

忙しさにかまけて、準備を始めたのは出発１週間前。地図を広げて見てみると・・・ん？ なんか岩崖のマークばっかり。ヤマレコで過去の山行履歴を見てみると地図記号を証明する 数々の写真。あれれ、イメージしていたのと大分違う！ 大丈夫か私？他のメンバーを 見てもツワモノばかり。大丈夫なのか？？私？？

結局、一番不安だった三ツ岳と大岳は時間短縮のためスキップしたが、麦草峠出発から 下山まで石だらけの歩きにくい道が続いた。しかし天気はこれ以上ないほど素晴らしく、 足元にムチを、頭上にアメを感じながらの山行となった。

北横岳山頂

縞枯山では立ち枯れて白くなった木と真っ青な空の鮮やかなコントラストが印象的。 北横岳からは赤岳や阿弥陀岳、甲斐駒、仙丈ケ岳、遠くには御岳の噴煙も見えた。 北横岳からは長い下りが続き、飽きてきた頃に神秘的な深い緑色をした双子池に到着。
双子池は雄池と雌池の２つの池から成っているのだがテント場は雌池のほとりのみ。 既に千葉東高校のテント１０張で満杯状態だったが、少し場所を空けてもらい私たちも ４張のテントを設営した。水場は歩いて７，８分ほどのところにある雄池でその水（湧水）を そのまま使う。
夕食のキムチ鍋は寒い夜に最高だった（遠くまで水汲みに行ってくれた皆さま、 ありがとうございました）。
夜、テントの中で寝ていると外で「星がすごい！」の声。星は見たいがやっと温かくなった シュラフから出られなかった・・・。やっぱり見に行けば良かったなぁ。

２日目、最初のピークは双子山。山頂は解放感抜群で妙義山や両神山があの特徴的な姿を 見せてくれた。その後大河原峠を経由して蓼科山へ。最後１８０ｍは大きな岩だらけの道を よじ登る。そうして到着した山頂は一面大きな岩に埋め尽くされ、不思議な光景が 広がっていた。
最後は蓼科山登山口まで標高差８１０ｍを一気に下り、全員無事に下山した。 茅野駅までのバスの車窓からは、山では既に時期を過ぎていた紅葉がとても美しく、 最後まで大満足の２日間だった。

２日間で５つのピークを踏んだ今回のルートは、これまでに経験したテント山行４回の中で 一番ハードだったけれど、意外と調子よく歩くことができました。ＫＨＣに入会してちょうど １年の記念すべき（？）山行でしたが、とても良い経験になりました。
メンバーの皆さま、ありがとうございました。

軽ハイク＆平日グループ
沼田　　尼ヶ禿山とキノコ狩り　　
日程：　２０１４年１０月９日（木）　〜　１０月１０日（金）
参加：　１５名
寄稿：　中村

６時３０分に武蔵小杉駅に集合、マイクロバスにて関越道沼田ＩＣを経て、 玉原高原センターハウスに１０時過ぎに到着。尼が禿山目指して歩き出す。 １０分も歩くと玉原湿原である。周りの木々はまだ色づき始めたばかりであったが、 湿原は草紅葉で良い色に染まっていた。
草紅葉と良いコントラストの常緑の木々は 井上靖の小説「あすなろ物語」で有名なアスナロであった。材木として最高のヒノキに 似ていても成れないが「あすはなろう」とする木として主人公になぞらえた 良い小説だけれど、草紅葉とのコントラストはヒノキに成らずとも十分存在意義がある。

今回の山行は１日目は登山で２日目はキノコ採りの予定であったが、山道を登りながら キノコ探しが既に始まっていた。ハタケシメジ、ハナイグチなどを少量取りながら登ったが、 途中、４ｍほどの高さの太い立ち枯れに美味しそうな茶色のキノコがびっしりと見事に 生えており、早速収穫かと思いきや日本で最も誤食の多い毒茸ツキヨタケであった。 残念。しかし、メンバーが近くでムキタケを見つけ収穫した。尼が禿山には１時過ぎに到着、 紅葉にはやや早かったが玉原湖などが望め良い眺めであった。
帰路は別ルートを経て下ったがこれが正解で山道わきのブナの倒木にびっしりと 白いブナハリタケが生えており、よい収穫となった。
マイクロバスで今日の宿泊先である片品村に着き、キノコ取りの名人でもある 民宿の御主人に鑑定をしてもらい、約９５％が食菌であった。こういう方に 見てもらわないとキノコの場合は生兵法では大けがの元である。
ものの本によると日本には４〜５０００種のキノコがあり、約１００種が毒キノコ （死亡例の多い猛毒を含む）、約３００種が食べられるキノコ、そのうち美味しいのは ５０〜１００種との事。つまり９０％以上のキノコは食毒が判っておらず、 むやみやたらに取ってもほとんど捨てることになるうえ、かけらなどが混ざったりして 危ないので注意されたい。

翌日９時過ぎから民宿の御主人にマイクロバスで片品村の沢にキノコ採りに連れて行って 頂いた。２時間程、ナラタケ、クリタケ、ヒラタケ、オシロイシメジなどを皆で収穫した。 特筆すべきはＣＬが約１．５ｋｇの天然マイタケ、会長が天然ホンシメジ （ダイコクシメジ）を収穫したことである。両方とも非常に美味しく幻のキノコと 言われている。
その後、民宿に戻り、おかみさんが準備したキノコ類がたくさん入ったすいとんと キノコ飯を昼食に頂いた。うまいっ！スーパーで売っている栽培されたキノコでは 絶対に出せないこの味。だから毒のキノコがあってもキノコ採りは止められない。

６時頃武蔵小杉帰着。ＣＬ、ＳＬ皆さんお世話になり、ありがとうございました。

機関誌「りんどう」に連載中の「アラカン☆ハイキング」より

四季グループ
奥秩父　　甲武信ヶ岳　感想報告書
日程：　２０１４年９月２０日（土）　〜　９月２１日（日）
行程：　
２０日　塩山駅　北口８：２５乗り合いバス発　⇒　大弛峠９：４５　→　北奥千丈岳１０：４５　→　国師ヶ岳１１：０５　
→　東梓１３：５０　→　富士見１５：２５　→　甲武信ヶ岳１６：５０　→　甲武信ヶ岳山荘着１７：１５
２１日　甲武信ヶ岳山荘発６：４５　→　甲武信岳山頂７：０５　→　三宝山７：４５　→　武州白岩山９：１０　
→　十文字小屋１０：４０　〜　１１：００　→　毛木平よりタクシーにて１２：４０　⇒　信濃川上駅１３：１０
参加：　９名
寄稿：　市川

９月２０日（土）　塩山駅より大弛峠の登山口まで乗り合いバスで２時間、この峠は 車道として日本一標高の高い峠（標高２３６５ｍ）より出発、
まずは１時間くらいで奥秩父最高点の北奥千丈ケ岳（標高２６０１ｍ）へ、天気は晴れ 展望良好でまずは気持ちよく山行スタートである、奥秩父特有の樹木帯の中を黙々と進み 時折尾根に出たときに絶景と高さを感じながら国師ヶ岳、東梓、富士見、水師へと進む、 途中は倒木と苔、キノコの世界を堪能しての長いアップダウンの山道であるが、 足膝に優しい腐植土の道を進みやっと甲武信ヶ岳の山頂へ到着・・・絶景！特に富士山の 浮き上がった姿には興奮仕切りであり皆一斉に歓声、興奮しながら山荘へと無事到着。
甲武信小屋には晩秋の暗くなる前に到着し、みんなで分担し夕食およびテント張と 準備完了しまずは乾杯（この時の寒さに小生はビールでなく酒を貰い乾杯）、 いつもながらの四季の皆さんのつまみの美味しい料理と満点の星を眺めての至福な宴会、 終了後テントでの就寝。

9月21日（日）　５：００起床四季の方々は朝食の用意も完ぺきで、６：４５晴天の中、 甲武信ヶ岳の山頂へ昨日と同様に絶景の山々、もっともっと頂上にて景色に溶け込みたい のを振り払い三宝山、武信白岩山、十文字峠へと、相変わらず奥秩父特有の苔、キノコ、 そして絶景を見ながら進み十文字峠から下山。
皆様全員の足並みが揃っていたので快調に予定より早くタクシーの待つ毛木平へ到達。

今回の山行は、前日までの天気予報が雨５０％以上で大変心配し、絶景の景色は 期待しませんでしたが、当会の雨男から晴れ男に変身の某参加者により晴天になりました ことを感謝いたします、
小生は、久しぶりのテント泊の山行をさせてもらい感動の山行でした皆様有難うございました。

ミニグループ
新潟　　苗場山登山　　
日程：　２０１４年９月２０日（土）　〜　９月２１日（日）
行程：　
２０日　湯沢よりロープウェーでアルプの里　→　清津川渓流　→　八木沢
２１日　和田小屋　→　下の芝　→　中の芝　→　上の芝　→　小松原分岐　→　神楽の峰　→　山頂
参加：　１５名
寄稿：　小澤

登山について
前々から登りたかった苗場山。結構きついと聞いていたので、前日から緊張ぎみで 早朝６：３０登山開始。
最初の１時間石の湿ったごろごろ道が滑りやすく、歩きづらかったが、中の芝に 着くと一面に紅葉（どうだんつつじ、ななかまど、ガマズミ等）が目に飛び込んできて、 疲れも吹き飛ぶ。
快晴で雲一つない青空に遠く山並みが連なり、越後三山もくっきり、緩急取り混ぜの 登山道を順調に上ると神楽ヶ峰に着く。
そこから苗場山のどっしりした山容におおっ！と感動したのもつかの間、１００ｍの下り、 せっかく登ったのに。
今度は下りきった所から１５０ｍの急登だが、あと一息と思えばさわやかな風に背を押されて 一気に登ってしまった。広々とした池塘をみながら木道を山頂へ。
ピストンで下山開始は１１：３０。行きはヨイヨイ、帰りは怖いとはよく言ったもので、 ７合目から５合目の小屋までの長かったこと。最初は気分よくおしゃべりしながら、 最後は黙々と、そろそろ痛み出した膝やら太ももを引きづりつつ、小屋はまだかとひたすら 念じながらなんとか無事たどり着いた。１５：３０！

トピックス
中の芝でかわいいおこじょに会いました。思ったより小さくて胴体が長く、皆の視線を集めたら 大慌てで階段を駆け上がっていきました。
越中管理事務所の方が山をパトロールしていて、うまく遭遇すると紅葉の葉っぱを織り込んだ お手製のかわいいしおりがいただけます。運よくゲット！
宿で作ってもらったおにぎりはこしひかり、さっすがおいしかった！

いつもお世話になるミニＧの皆様、いつもお手本と仰ぐお兄様お姉様、そして四季Ｇより 参加の猛者の皆様、ありがとうございました！

教育遭対部
奥武蔵　　棒ノ折山（９６９ｍ）　　８月例会山行
日程：　２０１４年８月３日（日）
行程：　さわらびの湯　−　有間ダム　−　白谷沢登山口　−　岩茸石　−　権次入峠　−　 棒ノ折山　−　
　　　　　権次入峠　−　岩茸石　−　さわらびの湯
参加：　２３名
寄稿：　菊地

皆様、ご無沙汰しております。遭対部員なのに部会に参加出来ず心苦しいのですが、 そろそろ山に行きたいな〜とＭさんに申し込みました。

さわらびの湯から暫く舗装道路を歩きます。照り返しが暑い。
有馬ダムの看板を見つけると I さんが、「有間ダムという字を見ると、有閑マダムと 読んでしまう」と笑う。いえ、それは貴方だけだと思うよ。
登山道は、白谷橋から程無く、沢沿いを縫って行きます。 飛び石伝いに渡渉したり、鎖付の岩を登ったり、足元が滑るので慎重に。 手も使いつつ、全身で登って行きます。わぁい、楽しいぞ。
岩の隙間にホトトギスやギンバイソウ、イワタバコの花が咲いていました。
沢から離れ、東屋の跡地で休憩。下見の時は、もっと水量があったそう。 今日は少なくて、良かった。靴も水没せずに済んだし。
なんて思って山頂に続く階段を登っていると、遠くから「ゴロゴロ」雷が！ 階段は急で、泥が流されて丸太だけになって、歩きにくい。はぁはぁ。
焦りつつ山頂に着き、お昼を食べていると、「ピカッ、ゴロゴロ」と近づいてくる。 雨具を着込み、ザックカバーを着けて早々に出発。パラリと降ったが、すぐに止み、 暑いので雨具は脱ぐことに。着なきゃ良かったかな。
帰りは、岩茸石から違うルートを下る。快適な樹林帯をしばらく行くと林道の降り口に ロープがあった。コワゴワ降りたけど、５月のチーズフォンデューの際は、大荷物を 背負って降りたとか。すごいわ、尊敬しちゃう。
その後も、木の根が凸凹した滑りやすい急坂をズンズン下って、さわらびの湯に到着。 自販機のサイダーでプハァー。クタクタだったので、温泉も反省会もパスして帰路に 就いた。

皆様のお蔭で、体調不良も無く、無事帰宅できました。特に、班の先頭の Ｏさん、後ろからフォローしていただいたＡさん、ありがとうございました。

四季グループ
北アルプス　　満載の三日間 　　　　白馬岳・朝日岳　“大雪渓とお花畑を楽しもう”　　
日程：　２０１４年７月２４日（木）　〜　７月２７日（日）
行程：　
［２４日］　　夜行バス発着所に向け家を出た途端の雷鳴、心は既に白馬にあり、勇んで出発。
［２５日］　　曇りのち晴れ　　行動時間：６時間４０分
３０年ぶりの大雪渓に往時を思いながら登り、花々の出迎えにカメラを向け、夕方は テント組【＊】の宴をお相伴、杓子岳に見惚れ、“夕焼けを背景に雲海に浮かぶ剱岳” に歓声
［２６日］　　快晴　　行動時間：１０時間５０分
長丁場（白馬岳・雪倉岳・朝日岳）だが、非対称山領地形や大展望の景観、岩場や湿原の お花畑（熟練者の詳細ガイドに感謝）、つがいの雷鳥、そして新月前夜の星空を満喫。
［２７日］　　激しい風雨のち一時晴れ　　行動時間：９時間
前線通過を体感（風雨に曝され、雪解け水と雨により沢と化した急坂岩場での渡渉）。
参加：　１０名
寄稿：　菊池

今年の大雪は、まだ影響を残していた。大雪渓ではモレーンは姿をみせていないし、充分 咲いていると思うお花畑も、更にこれからが花盛り本番とのことであった。さすがに 雪渓表面は凍結箇所もなく気持ちよく歩を進められた。リーダの“ラーク！！”の声で 視線を足元をから上げると、右前方から３〜４０センチ位の岩が音もなく転がり落ちて くる。登山者には影響することなくやり過ごしたが、音のない落石は、緊張感を持たせて くれた。
二日目後半からは、試練も待ち受けていた。水平道が残雪で通行止めの為、朝日岳を越える コースを進むが、中々の急登。最初は岩と土、後半は木杭で作ったステップ、いずれも 段差が大きく、体力を試される坂であった。（ちなみに蓮華温泉近くの木道は歩きやすい ステップと段差で優しさを感じた）
そして最終日は早出をしたが、直に雨の山行と なった。強風は雪渓通過後で助かったが、地図を見る余裕もなく、リーダについて歩を 進める。途中突然の大きな声“危険箇所通過中です。近寄らないで！！”・・・・他の 登山者が追い越そうと近づくのをみて、すかさず注意。感心させられる。・・・・　 その後も、沢と化したルートで渡渉が断続的に続く、もちろん細い小さな沢だが、枝を 利用したり、足場を探したり、沢や岩場の訓練の効果を実感できる状況だった。 終盤は天候も回復し、温泉で汗を流した後、全員元気に山行貫徹を祝っての乾杯となった。

色々と経験した三日間でした。テントの雰囲気も味わいました。そして、自然のなかで、 風雨の稜線歩きや沢下りで難儀したことも、ダイナミックな地形も、山肌に多く残る 残雪模様の大展望や花・鳥・満天の星空も大事な思い出のひとつになりました。
皆さんありがとうございました。また来ます白馬へ！！

＊：　私は小屋泊組に参加したが、久しぶりの頂上宿舎も初の朝日小屋も、一人一畳が 確保され、トイレもきれいで廊下も荷物整理に活用でき快適そのものであった。

温泉グループ
奥多摩　　大岳山(おおだけさん　１，２６６ｍ）
日程：　２０１４年７月２０日（日）
行程：　ＪＲ御嶽駅 （バス、ケーブルカー） 御岳山駅 − 芥場峠 − 大岳山（昼食） − 鋸山 − ＪＲ奥多摩駅
参加：　１２名
寄稿：　清水

大岳山にて

「午後から雷雨の予想だから、様子を見ながら行きましょう」との言葉で歩き出した。 山で雷雨に遭うのは避けたいもの。
レンゲショウマの群生地には寄らない。先を急ぎながらも咲いている花が話題の中心と なり、植物先生の出番が多い。「葉の先が割れているのがギンバイソウ」とか「羽根 つきの羽根に似ているからツクバネ」などと一言つけ加えてもらって、これなら覚え られると喜んでも、三歩歩くと「？？」。すると「植物を覚えるのは若い時に限るん ですって」という声。今度は小鳥の声に見えぬ姿を想像しながら話が弾んだ。なんと 心豊かな歩きだろう。
大岳山を過ぎてからの午後の歩きは、雨との駆け引きのようだった。雨具をつければ 蒸し暑く、脱ぐと降り出し・・。霧が濃くてまるで夕暮れのよう。滑りやすい足場に 細心の注意が必要。特にストック２本使いの私は両足と２本のストックの４つの置き 場を瞬間に判断して進まなければならないことに気づき、山を歩くということは筋肉 だけでなく、頭のフル回転も要求されるものなのだ、と妙に感心してしまった。

休憩

疲れ切って、温泉に寄らずに帰宅したが、川崎はものすごい雷雨だった。温泉に 寄った人たちは前代未聞の雷雨にも遭わずに帰宅されたとか、さすが温泉グループ。

いろいろありがとうございました。みなさんに心配されながら採ったキノコは コガネイグチとかいうそうで、おいしくいただきましたよ。

軽ハイクグループ
高尾　　高尾山（５９９ｍ）
日程：　２０１４年７月１２日（土）
行程：　ＪＲ高尾駅　（バス）　小仏　→　景信山　→　小仏峠　→　城山　→　高尾山　→　 琵琶滝コース　→　
　　　　　京王高尾山口駅
参加：　１３名
寄稿：　当山

◆まず始めに・・・・・
　旧軽ハイクグループが廃部になる意向を受けて、２８年の伝統ある軽ハイク グループの存続の活動を余儀なくされましが、なかなか進展せず存続が危ぶま れました。
そこに強力な助け舟が現れ、Ｓさん、Ｋさん、前会長のＥさん、私で プチグループとミニグループの中間の山行を計画することで発足できました。
　山の山行活動は一人では出来ません。会員の協力のもとで成り立っていると 思います。

◆さて前置きはこれぐらいにして・・・・・
　スーパー台風８号来襲が心配で、しょっぱなから中止かなと思いましたが 台風は無事通過しホッとしました。
　当初計画では、景信山の予定はなく直接小仏峠への林道歩きの予定をして いたが（そういえば四季グループの餅つき山行で景信山に雪があり大分難儀した記憶 がよみがえり・・・・）標高が低いから楽だろうと考えて景信山を加えたが、 意外なハードさで皆？ヘトヘト　バテバテ。
　高尾山からの琵琶滝コースは多少他のコースより時間がかかるが夏の高尾山を 登るには沢筋を歩くので清涼感があって快適。
多少バテテいる人がいたが台風８号の通過と猛烈な暑さの中、汗でグッショリ の山行でしたが新生軽ハイクグループの山行は事故もなく無事終了しホッと しています。
たかが高尾山、されど高尾山でした・・・・。

四季グループ
奥秩父　　甲武信（こぶし）ケ岳（２４７５ｍ）　　　 源流の渓谷美と奥秩父主脈の真ん中からの展望　　
日程：　２０１４年６月２１日（土）　〜　６月２２日（日）
行程：
２１日（土）　小海線信濃川上駅集合（タクシーにて移動）毛木平（もうきだいら）　〜　ナメ滝　〜　
千曲川源流　〜　甲武信ケ岳　〜　甲武信小屋
２２日（日）　甲武信小屋　〜　木賊山（もくさやま）　〜　戸渡尾根分岐　〜　徳ちゃん新道　〜　
西沢渓谷入口　〜　道の駅みとみ　〜　塩山駅
参加：　１０名
寄稿：　丹澤

　入会後、初めての１泊（テント泊）山行であり、山行申込時には、期待と不安が入り 混じっていました。しかし、６月４日の山行打ち合わせに参加し、ＣＬの Ｉ さんの 説明を聞き、同日の四季グループの懇親会にも参加させていただくことで不安は一掃され、 期待に胸を膨らませて山行当日を迎えることができました。

　２１日（土）　１１：３０毛木平を出発し、ＳＬのＫさんの先導のもと順調なペースで 高度をかせいで行き、１３：３０ナメ滝に到着、１４：５５千曲川源流に到着しました。千曲川 源流では、ＡＬのＪさんに水源の場所を教えていただき、源流の水を十分堪能でき ました。本当においしかった。
　その後、急登で汗を絞られましたが何とか奥秩父主脈の分岐到着。ここからは、 甲武信ケ岳を目指し尾根道ハイク、山頂直下の岩場では、高山植物のイワカガミが 可憐な姿で迎えてくれました。間もなく甲武信ケ岳の頂上に到着。１００名山の１つに 登頂。ヤッター！！

　２２日（日）　予報通り朝からの雨。雨に濡れたテントを撤収し、７：１０西沢渓谷入口 に向けて下山開始。天候不良で木賊山等での展望はありませんでしたが、咲き遅れの シャクナゲが雨によりぬかるんだ悪路による疲れを癒してくれました。１１：１５西沢 渓谷入口に到着、無事下山。
　２日間の山行、メンバーの皆さんお疲れ様でした。
　その後、「道の駅みとみ」に移動し各自昼食をとり、塩山駅行きのバス１３：１０に乗車。 このバスは、この区間ではフリー乗車で手を挙げてバスを停める方式となっており、 とても、ほのぼのとした雰囲気を味わうことができました。

　今回は、奥秩父の甲武信ケ岳の様々な表情を堪能でき、楽しく思い出深い山行と なりました。メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

上州　　赤城山　−百名山、レンゲツツジ、温泉を楽しむ−　　　　平日グループ
日程：　２０１４年６月１２日（木）
参加：　２８名
寄稿：　内田

外はあいにくの雨ですが、マイクロバスの中は皆遠足のような気分で、全席満席で 元気に定刻より早めの出発です。

見晴山山頂で

赤城山ビジターセンターで登山中止の決定となり、これまで何度かお世話になっている という運転手さんに観光へと連れて行っていただきました。

女性の願いを叶えてくれる赤城神社で気合いを入れて願をかけ、大沼（おの）を 散策しました。雨の中の木々の緑が生き生きして綺麗でした。気分はヨセミテです （行ったことは無いですが）。ここは、紅葉の季節もいいのですよという話で、 それでは是非企画してくださいという声も上がり、また休暇を取って参加しようと すっかりその気になりました。

白樺牧場近くの坂道を上り目の前が開ける頃、急に日が差してオレンジ色のレンゲツツジに 彩られた斜面が現れました。皆歓声をあげ、シャッターを切り、今でしか見ることのできない 見事な景色を堪能しました。シンプルなオレンジ色なのに心に残ります。

温泉にも入りました。湯船で地元の人達が気さくに声を掛けてくれます。群馬は良いところ だなーとつくづく思い、馬のご当地キャラもしっかり印象に残っています。

帰りのバスは心地良い疲れで眠り、サービスエリアでは野菜やお土産を見かけテンションを 上げました。

私は申込むのが最後の方だったのですが、連れて行っていただき感謝しております。また 楽しみにしております。

高倉山(たかくらやま、３７８ｍ）　６月例会山行　 　　　縦走グループ
日程：　２０１４年６月１日（日）
参加：　１１名
寄稿：　参加者

コース：　藤野駅　−　弁天橋　−　遊歩道入口　−　高倉山　−　高倉見晴し（昼食）　 −　天神峠　−　
奥牧野　−　小津久　−　東尾垂の湯　（送迎バス）　藤野駅　　 （歩行時間３時間４０分）

６月例会山行は中央線沿線の高倉山を歩き、東尾垂の湯で汗を流してきました。以下は 参加者のひとこと感想です。

気温３０度以上ありそうな夏日の中、藤野駅〜高倉山〜東尾垂の湯まで３時間４０分あるき ました。私は登山未経験者なのでついていくのが精いっぱいでした。途中高倉山山頂 手前の階段が約４２０段ほどありかなりきつかった。暑かったでした。最後の温泉で 疲れがとれ気分爽快でした。　Ｋ

温泉でビールが最高。温泉グループは、毎回こんな山行をやっているのかな。 うらやましいなー。温泉に鞍替えしようかな。　Ｗ

Ｍさんと行きたくて参加しました。天気もよく最高でした。ありがとうござい ました。　Ｎ

私事で半年ぶりで参加し、最初はきつかったですが途中から昔を取り戻しました。 楽しかったです。　Ｔ

４コマまんがのＭさんも久しぶりに参加して頂きありがとうございました。　Ｈ

新緑、温泉、アルコールをたっぷり味わえました。暑さを吹き飛ばすにはこの３点 セットいいですね。　Ｋ

高倉山にて	休憩

丹沢　　第３７回　２０１４年丹沢クリーンハイク　　　　県連盟主催
日程：　２０１４年５月２４日（土）　〜　５月２５日（日）
参加：　２８名
寄稿：　大用、他

今年の丹沢クリーンハイク（神奈川県勤労者山岳連盟主催　５/２４、５/２５）は、 天気も良く夏を思わされる程の、暑い２日間でした。
川崎ＨＣからは５月２４日の水質調査には４名が２５日のクリーハイクには ２６名（会員外３名含む）が２コースに分かれ３３、５ｋｇのゴミを回拾しました。 登山道整備５名は、大倉の登山道で作業に奮闘しました。
参加者の皆様お疲れました。来年もよろしくお願いします。

５月２５日（日）
Ｉ コース
イタツミ尾根（ヤビツ峠　〜　大山　〜　ヤビツ峠）
参加者　９名
神奈川勤労者山岳連盟主催の丹沢クリーハイクに参加しました。日頃お世話に なっている丹沢を美化し恩返しする為です。
秦野駅から神奈中バス臨時便のヤビツ峠行に乗車。曲がりくねった登り坂では ツーリング者が多くバスは道が狭い為、追い抜くことが出来ずのろのろ状態となる。 自転車は道を譲ろうともしない。そうこうしているうちにヤビツ峠バス停に到着。

リーダーからゴミ袋２枚と軍手を支給されトングを持って大山山頂を目指して 川崎ハイキングクラブ８名と一般参加者１名の総員９名で出発。
目を皿のようにしてゴミや錆びついた空き缶やペットボトルを見つけると熱心に 拾いました。 登山道にはゴミは少なく草むらに投げ込まれていたりする。
豊かな緑を満喫しながら、もっと落ちていないか探しながら登る。途中、マツムシソウ、 ギンリョウソウが、やたらと目に付く。

展望の良い尾根からは山々が春霞に霞んでいるが大パノラマも観賞、風は無風状態。 蒸し暑いがクリーンハイク日和の良い天気です。 一般登山者からご苦労様、お疲れさんと、声を掛けられ癒されながら大山山頂に到着。
大山山頂は登山者が多く混雑している。十代の若い登山者も目に付く。こうした人が 将来、山の魅力に取り付かれ山男、山女になるのだろう。

ゴミ回収成果：　燃えるゴミ２．５ｋｇ、燃えないゴミ９．０ｋｇ

＜　ゴミを拾いながら思ったこと　＞
ゴミが落ちていないと張り合いが無いが、ゴミは落ちていない方が良い訳で、今年は 少なくて良かったと言える様になりたいものです。 またゴミを拾っている私たちの姿を見て一般登山者が環境保全の大切さを少しでも、 感じてもらえたら幸いです。
寒河江（記）

Ｋコース
大山下社コース（大山ケーブルバス停　〜　下社　〜　大山　〜　ヤビツ峠）
参加者　１８名

大山下社コース参加者

今年も残念ながら数個しか拾えなかった。
登山者は外国人も多く、老若男女多数いたがマナーが向上したと喜ばしく思い、他の メンバーを見るとけつこう袋一杯だったのには驚いた。道を外れたところに古いゴミが 多数あるらしい。 ゴミ目に切り替えが必要だった。
すれ違った人から「ごくろうさま」と声を掛けられてやる気満々になったが、久しぶりの 登山で自分を持ち上げるのにてこずった。 ゴミ袋を提げて歩きクリーハイクを継続することの大切さを再認識した一日でした。
中原（記）

大山コース・毎年このクリーンハイクをやっている。
大山コースで、「もう、ないのでは」と思うのですが、まだまだありますね！　コースを 少し外れた所、又、休憩所の周りはあるんですね、それは、ちょっとしたゴミは良かろう とか、目立たない所に放り投げる人もいるのです。こうした行為は本人の自覚や山に対して 気持ち良く歩きたいという、心が足りないような気がします。
我々労山と一緒にクリーンハイク、全国組織で進めている山々を掃除し木道を整備してい る団体等こうした行為が、あってこそ山の道を気持ちよく歩けるおかげだと思っています。 又、こうした活動をした姿を見て何かを感じてくれれば幸いです。
野澤（記）

Ｎコース
大倉登山道整備　（見晴小屋　〜　上、付近）
参加者　５名

登山道整備作業

昨年も大倉尾根の登山道整備の担当コースだったが、不覚にも熱中症になり、見晴小屋の 手厚い看護に助けられリタイヤしました。今年は万を期して万全の体制？で参加しました。
見晴茶屋に到着後、みろく山の会の指導の元、作業開始。我が川崎ＨＣのＩさん、Ｋさんは 背負子に丸太を数十本担ぎ、他の川崎ＨＣの参加者も資材運搬で孤軍奮闘。
藤沢山の会、川崎ＨＣとで半々に別れて、登山道への石の運搬、段差解消スッテップ、丸太交換 等々、指導の元てきぱきと、それこそ一生懸命無我無中で必死に集中。 そして自分達で完成した登山道整備に充実した達成感と満足感で一杯でした。

帰路、登山道の川崎ＨＣの参加者５人にて本厚木で祝杯？ 充実した一日は終了しました。
藤沢山の会が１１名。川崎ＨＣが５人。来年はもっともっと登山道参加者を増やして 盛り上げだ！！
当山（記）

５月２４日（土）
水質調査
コース　後沢乗越水場　〜　塔ノ岳水場　〜　大倉高原山の家水場
参加者　４名

水質調査はクリーンハイクの関連行事として、毎年クリーンハイクの前日に実施され ２０年以上になります。川崎ハイキングクラブもこの尾根コースを１０年以上担当して いましたが、ここ３年間は他の会が担当してくれていましたので、久しぶりの水質調査 山行となりました。

採水個所は３か所（後沢乗腰、塔ノ岳の水場、大倉高原山の家）です。昔からのコースで、 特に変わったことはないのですが、今までと違うのは、今回は県ボラネット団体も行っている 水質調査個所とだぶった事から話し合いの結果、労山が受け持つことになりました。
私自身、たいしたことではないと思っていましたが、いつもの採水ボトル以外に一か所毎に １リットル位のボトル２本が加わりました。 労山では大腸菌の有無を調査していますが、県ではそれ以外にも１０項目位の調査をして いますので、水量が多くなるのでしょうか？ 採水量は満タンにしますので、４名で合計９本の重いボトルを持ちながらの長い尾根歩きと、 なりました。

塔ノ岳の水場

塔ノ岳の水場は、以前は荒れていて歩きにくかったのですが、一部が木段になっていて 整備されて歩きやすくなっていました。ここでも、丹沢で登山道整備が少しずつ進んで いるのを感じました。
この日は夏を思わされる位の暑さでしたが、登山者が多く中高年はもちろんですが、 家族づれや若い男女も多く、全国で丹沢が一番多い登山者が入るというのも納得です。 これではオーバーユースになるのも無理無いですね。
これだけの登山者が入ると、今日の水質結果は陽性が出るかもしれないと、頭によぎり ましたが、登山道中の小屋々のトイレはバイオに改善されていましたので、どうだろうか？ いずれにしても結果待ちです。
塔ノ岳の水場採水道中で、登山者に「ここの水は飲めますか」と聞かれました。 大丈夫ですと自信を持って言いたかったのですが・・・・・
いつの日か我が丹沢領域の水は安心で安全ですと胸を張って言えるようになる事を信じて 活動の意義と継続の大切さを思い知らされました。

５月の丹沢は、目に優しい芽吹き色の木々、満開のみつ葉つつじのピンク、疲れも忘れて 癒されます。気にしていたヒルにも合わず気持ちの良い山行となりました。
私のザックに入りきらなかった採水ボトルを家に置き忘れ、引き返した事で朝の出発時間が ３０分、遅れてしまうアクシデントがありましたが、大倉にはタイムリミットＰＭ４時に 着く事が出来ました。

参加者の皆様有難うございました。これにこりず来年もよろしくお願いします。
大用（記）

奥武蔵　　飯能アルプス・天天ロード縦走　 　　　縦走グループ
日程：　２０１４年５月２４日（土）
参加：　１４名
寄稿：　澤谷

５月２４日　「風薫る５月、すこーし長歩き」をテーマに飯能駅から天覧山〜天覚山への 全長１５．６キロの長歩き、名付けて「天天ロード」を縦走しました。

快晴の朝、飯能駅を８時に集合、商店街を抜けて最初のピーク天覧山へ向かいます。 天覧山入り口には広い広場（トイレ付き）があり、本日の行程確認、準備運動をしていざ 出発。今日の行程は高い山はないけれど、登ったり下ったりの繰り返しです。幾つピークを 過ぎたか、途中までは数えていましたが、あまりの多さに途中で確認するのをあきらめ ました。結果的には３０回ほどの上り下りになったようです。途中の尾根道では涼しい 風とカッコウの鳴き声に癒されました。道の所々に５／２５トレイルランの案内表示が あり、時々練習のランナーとすれ違いました。

昼食は途中のカマト山分岐の少し広い場所でとりました。「カマトト山だあ！」誰かが 言っていたので、帰ってカマト山の由来を調べてみたら、検索で出てくるのはカマトト ばかり。どうやら「かまど山」が正しい表記だったようです。驚いたことに、この狭い 尾根道をマウンテンバイクのグループが通ってゆきました。木の根や岩がごつごつして いる道、危険が人生のスパイスと言う言葉を思い出しながら見送りました。

登っても、また下り、また登り、また下り、いつまで続くのか次から次へと坂が続きます。 天天の由来である天覚山まで行った時には、「ビールまで、後◯◯分」のかけ声が出て きました。欲望は体力を奮起させる効果があるようです。

参考資料によると、累積標高差は登り１，０９９ｍ、下り１，０２４ｍ。適度に平坦な エリアが出てきて何とか歩きとおす事が出来、夏の登山に向けて少し自信がつきました。 天気にも恵まれ最高のトレーニングでした。

道志　　菜畑山、��指山、鉄砲木ノ頭（新緑の道志山塊を歩き楽しむ）　 　　　四季グループ
日程：　２０１４年５月１７日（土）　〜　５月１８日（日）
参加：　７名
寄稿：　山口

１７日　朝８:００小杉駅車出発。１１：３０下原より登山開始、天気快晴、山行日和、 東海道自然歩道を歩き、１２：００��指山山頂（１１７４ｍ）。
正面に富士山、山中湖を独り占めにして昼食。この日は青い空と富士山の雪が日に 映えて一年でも数少ない眺望との事。富士の右には南アルプスの聖岳、赤石、荒川 三山、と絵に画いたような景色。
１２:００出発、コバイケソウの群生を見ながら１：４０明神山（１２９１ｍ）着、 この山頂からも南アルプス、白峰三山までの眺望。
１４:０５下山。車にて道志小屋へ。用意しておいて頂いた食材をバラし、ゆっくり 夕食の支度、肉と野菜の網焼食べ放題、最後は具だくさんの焼きそばを食べ、満腹。

１８日　小屋を８：００車で出発。９:００登山開始、途中Ｓさんより草木の 講習を受ける。菜畑山山頂（１２８３ｍ）より落葉松林の中を下山。
１０:３０鉄砲木ノ頭、ブナ林を歩き、今倉山、道坂峠を越えて、下山。

快晴と絶景、食べ放題、いい事づくめの山行でした。
車運転の方、お疲れ様、ありがとうございました。

南高尾　　草戸山（読図と花を楽しむ）　　　　教育遭対部
日程：　２０１４年４月２６日（土）
行程：　京王線高尾山口駅　〜　草戸山（昼飯）　〜　三沢峠　〜　梅ノ木平　〜　京王線高尾山口駅
参加：　１１名
寄稿：　昆

草戸山頂上にて

全　 体：　雨天の心配がない晴天に恵まれました。コースは小刻みのアップダウンを 繰返す尾根歩きで、所々に行先案内とは別に道がある地点があり、そのときに役立つ 読図の重要性を学ぶことができるなど教育山行に適した初級の山でした。
色鮮やかな山つつじ等の花々、清々しい新緑、かわいい野鳥のさえずりが迎えてくれ、 そして逞しいおたまじゃくしに久々に接することができ自然もたっぷり味わえ、 けが人・体調を悪くした人もなく無事終えました。

学び１：　コンパス購入時に注意を！　登山口でＭさんがある方に読図説明をして いましたが、屁理屈通りに赤い針が北を指さない。なんでだろう？　実は南針のほうが 赤く塗られていたのです。あまりにも珍しいので全員に注目され読図どころではなくなり ました。皆さんご注意を！

学び２：　読図はガスったりしたとき等の行先がよく見えないときに威力を発揮し、また 季節・時間毎の太陽の位置でおよその時間、現在地が分かることも学びました。（映画 『ゼロ･グラビティ』の冒頭に「ＧＰＳが使えないなら太陽と地球の位置から判断しろ」 というせりふを思い出しました。宇宙も同じなんだと感心したことを）

学び３：　ネット上の地図をカラーコピーすれば、沢が青色で描かれており、現在地の 確認の補助になることも。

学び４：　駅近くで反省会中、Ｍさんから理論・工夫・ノウハウがたくさん詰まった パッキング方法を説明していただきました。�@敷シート裏表を逆に使用すると汚れが 付着しにくく取れやすいメリットが、�Aビニル袋色で識別化、�B水は小分けして 立てる（小容器なら水移動が少ない）、�Cコンロ等の重いものは背中に近くに（力 モーメントを考えて)、�Dもしものための準備品（三角巾、フライシート、薬、 コンロ・・・）、�Eザック内に大きなビニル袋を入れて、 その中にパッキングして全体を雨よけする等々、アルコールよりＭさんのご説明に 酔いしれました。

最後に　Ｓさんからのたくさんのりんご、他チョコ、あめ、そして、つまみなど 差し入れして下さいました方々、ありがとうございました。

熱海　　春の日射しを追って“十国峠（日金山）”　　　　四季グループ
日程：　２０１４年４月２６日（土）
行程：　来宮駅　→　来宮神社　→　笹良ヶ台町　→　東光寺　→　十国峠　→　東光寺　→　岩戸山　→　
七尾原　→　湯河原駅
参加：　９名
寄稿：　横山

　朝９:１０、ＪＲ伊東線“来宮駅”空は雲ひとつない快晴。ＣＬから本日のコース 説明後、Ｍさんの号令でストレッチ体操を行い出発。

山頂にて

　来宮駅から熱海方面へ少し歩き、ガード下を通ると“来宮神社”に出るので 十国峠へは来宮神社の左にある川沿いの車道を登って行く。あとは“石仏の道”の 道標に従って進む。登山道に入ると最初は落ち葉に埋まった新緑が眩しい道を歩くが 頂上近くになるにつれ芝と笹の尾根道を歩きます。また、登山道の所々には桜？が 残っており暑さのせいで疲れた体がほんの少し和みました。

　十国峠（７７４ｍ）山頂には１２：００頃に着き十国峠の名前の由来である１０の国（伊豆・ 駿河・相模・遠江・甲斐・安房・上総・下総・武蔵・信濃）と５島（大島・新島・ 神津島・三宅島・利島）を少しでも眺められるかなと思い展望台に行ったが全体的に 霞みがかかっており見ることはできず富士山も雲に隠れて見れずと展望は望めなかった。
　山頂の芝生で昼食を取り１３：００頃、山を下りる。下山は｢丁仏：３５丁目」まで戻り 岩戸山（７３４ｍ）方面に進み七尾には１４：１０頃に着く。当初はバスで熱海駅に向かう予定 だったがＣＬより時間も早く、天気も良いので．．．．．．．．．あと１時間強 かけて湯河原駅まで行く提案があり全員の賛同（なんとゆうチームワークだ素晴ら しい！）をへ湯河原駅には１５：３０過ぎに着く。

　その後は、初夏のような暑さの中で放出した汗の水分補給を行う為、反省会場所へ 向かう。
　今日１日あっとゆう間でした。皆さんと楽しい１日を共有できありがとう ございます。お世話になりました。

秩父　　外秩父七峰縦走ハイキング大会　　　　縦走グループ
日程：　２０１４年４月１９日（土）　〜　４月２０日（日）
行程：　
　１９日
　電車組　５名　東武東上線小川町駅１７時集合、公園にてテント泊
　車　 組　８名　ココ壱番前２１時集合、小川町周辺の駐車場にてテント泊
　２０日　曇り
　小川町駅前５時半集合　６時受付し順にスタート
　小川町駅〜宮野倉山〜笠山〜堂平山〜剣ヶ峰〜大霧山〜皇鈴山〜登谷山〜寄居ゴール
　４２．１９５ｋｍ　　１８時半までに到着必要　　（其々１５時〜１７時半で完歩）　
参加：　１３名
寄稿：　塩井、藤井

東武鉄道主催のこのイベント『どこまで歩けるか！楽しい脚だめし』のフレーズ どおり自分の脚力を試してみたくて、参加申込しました。
毎年参加している縦走グループの方々のおかげで前日から手際よく準備が整い、 早朝から受付場所に並び６：００過ぎに受付をすませ出発！
いつものペースで歩いていたのでは、時間制限があるため間に合いません。アップ ダウンを繰り返しながら４２ｋｍの七峰を縦走しました。
霧のため眺望はよくなかったけれど、桜、ミツバツツジ、ヤマブキ、スミレなど 多くのお花を楽しむことができました。途中チェックポイント等で温かく対応 いただいたスタッフの方々に感謝です。
長く辛かったけど、終わってみれば楽かった七峰縦走。楽しく脚だめしが できました。　　（塩井）

Ｓさんに誘われ、無理を承知で挑戦してみようと申し込んだ。全く自信なく、 前日出発する前から不安とストレスで体調不良。お天気も心配、、雨も降りそう だしテント仮眠もどうなる事やら、、が、とにかくスタートだけはしようと参加 した。
早朝から凄い人が集まり、迫力のあるスタート会場に驚いた。私たち数名は電車で 一駅行きショートカットした。それによりＳちゃんは９４番、Ｓさんは１１０番、 私は１５６番で第一チェック通過。その後ＳＳコンビはとっとと行ってしまった。
登りや衣服調整時にどんどん抜かれ、第二チェックでは１１００番位になってしまった。
Ｓ氏Ｗ氏も会えたが軽々と登って行かれた。Ｔ氏とは前後しつつ楽しく行っていたが、 堂平辺りで判らなくなり、仕方なく一人ランチ。生憎の曇りで全く眺望は望めな かったが、座って軽食。あまり寒いので出店の甘酒を飲み、テンションあげて 再出発。
ポイントごとにスタッフがいて安心して行けた。こんなに出店あるなら何にも 持たなくても良いと思った。
のんびりはしていられない、制限時間はあるし思わず追い越されないようにと 速歩。霧ヶ峰（１９ｋｍ）過ぎた辺りで仲間と合流でき、２時頃には牧場でソフト クリームゲットし、励まされて残り半分を歩いた。
嫌いな登りは棒っきれを手にやっとの思い、下りはなるべく負荷をかけないように した。「私は遅いから」というＮさんはずーっと同じ調子で、最後には先にゴール され、底力あると思った。
曇りから晴れてきて歩きには良いコンディション。全員マイペースで怪我なく 終了し慰労の美酒で乾杯した。
余裕はなかったが、何とかできてほっと安心した。感謝！　　（藤井）

八王子　　八王子八峰縦走　 　　　四季グループ
日程：　２０１４年４月１２日（土）
行程：　今熊山登山口　―　醍醐丸　―　陣馬山　―　高尾山　―　京王高尾山口駅（解散）
参加：　１２名
寄稿：　関ｍ

　バス停から１５分程歩いて今熊神社。伊沢ＣＬから今日のコースの説明と各自軽い ストレッチ。周囲を見渡すと満開の桜と山一面を覆い尽くしたミツバツツジで山が ピンク色に染まっていた。８時１５分、３０ｋｍ先の高尾山口駅を目指して山道を登って 行く。両脇には紫の華麗なスミレが私も見てくださいと咲いている。周囲の山々も 満開の山桜やミツバツツジが新芽の淡い緑色に溶け込んで笑っているようだ。電車の トラブルでスタート時間が遅れてしまったが休憩時間を短縮しながら取り敢えず 陣馬山を目指した。コースタイムは予定通りだったと思う。陣馬山では家族・若い 人たちのグル―プ等多くの人達が春の山を楽しんでいた。小仏・城山の桜、一丁平の 満開の桜並木を通過するときは夕方に近く私たちグループ以外誰もいない状況 だったが日中の沢山の人での賑やかさを想像してみた。まさに高尾山稜は満開の 桜の競演だ。高尾山頂では絶景の５０万ドルの夜景とスカイツリーの明かりを楽しみ、 最後の下りの硬いコンクリ―トの道は３０ｋｍを歩いた後の太腿には堪えたが目の前の ゴールに向けて最後の力を出し到着。とにかく長かった。
　今回のコースは距離が長いが平坦なコースと安易に考えていたが、山行データを 確認したら登り１８２０ｍ下り
１８２１ｍと距離も累計標高も大きく思ったよりハードな コースだった。
　最後になりました。リーダーを始め四季グループの皆様大変お世話になりました。

丹沢　　西山（相州アルプスの南尾根）華厳採石場を見る　 　　　自然保護委員会
日程：　２０１４年３月２９日（土）
行程：　本厚木バス停8:20　→　平山坂上バス停　→　林道　→　経ヶ岳11:00　→　華厳山　→　高取山　
→　発句石　→　大平登山口　→　東谷戸入口バス停15:40　→　本厚木駅
参加：　８名
寄稿：　渡辺ｓ

　今回、りんどう山行案内の「西山--石切り場跡を見る」と「里山ですが、尾根道は整備 されていない急峻な個所もあります」の文章に興味を引かれて参加を決めました。
　予報では気温２２度で今年最高との事でしたが朝は曇りで14度でした。
バス停から少し歩いてミィーティング場所にてザックを下ろした処で「ヒルがいるー」の 声にビックリしてザックを揚げると底に小さいのが数匹着いている、慌てて払い落として 直に出発となりました。
それから数分登った処でミィーティングして更に進むと山行案内の通り殆んど踏跡のない 急登でヒルを気にしながら登りが続きました。ここまでさっぱり登山者に会いません。 林道へ着いて休憩をとり、此処まで来てヒルの心配は無くなり、その後は登山道を進んで １１時には経ヶ岳頂上に到着して早い昼食を摂っているとその間に２組程登って来ました。 思ったほど気温も上がらず、見渡しも先ず先ずです、右手に大山が見えました。
昼食後は南へ向い華厳山を過ぎて高取山に近づくと大型重機の音が聞こえてきました。 分岐から少し行ってロープを潜ると直に謂れのある発句石につきました、ここから眼下に 立入禁止区域の華厳採石場の大きな眺望がありました。
広大な敷地に超大型ダンプや掘削機が轟音発して動いています、採石は分別されベルトコン ベア群で各大型サイロへ運ばれ出荷されていきます。
　山域は無残に削られて、今のところ東の厚木側からは見えない様に片側をえぐっています。 しかし、２０年後には、山稜が無くなると推測されています。
発句石から分岐へ戻り、下っていくと非常に多くの倒木が有り、採石切り崩しの影響による 風害で植生・山が荒れていくことを実感しました。
　新四国八十八箇所石仏群をすぎて大平登山口の脇の沢にミツマタ群生地がありました。 私は始めて見る満開の淡黄色のミツマタ群生の見事な景色でした。ＫＨＣ／ＨＰに山行写真あり。
ゴルフ場を抜けて３０分程でバス停に到着し、ヒルで始まった山行も満開ミツマタ群を見て 満足した気分で無事に終わりました。

中央線沿線　　高川山　　シフォンケーキが無い　　　　ミニグループ
日程：　２０１４年３月２２日（土）
行程：　初狩駅　→　椎茸栽培所　→　男・女坂分岐　→　高川山　→　田野倉・禾生分岐　→　尾県郷土資料館　
→　富士急田野倉駅
参加：　１３名
寄稿：　渡辺ｍ

　「ご注文されたシフォンケーキの数がありません。」
と店員さんが言ってきた。今、下山した高川山の反省会を喫茶店で行っていた時の 事だ。仕方がなく別のケーキに変更し運ばれてきたケーキセットのコーヒーを口に すると今日の登山が頭に浮かんできた。
　朝、初狩駅に着くと早く着きすぎたため私一人。天気予報はあたり北風が冷たい。 一人寒さに震えながら駅で皆を待っているとやがて集まってきた。
　皆が集まったところで自己紹介と準備体操を行い出発。街中に高川山への標識が あるのであっという間に登山口に到着。登山道を登ると木々が北風を防ぎ寒さが 吹き飛ぶ。しかし、景色が見えないのが残念だ。それでもひたすら登っていくと やっと景色が見え始めた。「富士山だ。」と誰かの声が聞えた。よく見ると富士山の 頭だけ見え白く輝いている。先行きが楽しみだと思いながら頂上を目指す。頑張った かいもあり無事到着。
　頂上は言われているように３６０度景色が見える。雪に覆われている富士山も 見えている。早速デジカメを出し、撮影を開始しようとしたらカメラの性能と逆光の 為写らない。アイドル歌手を追っかけるカメラ小僧のごとく写真を撮ろうと思って いたのだが出来ないのが残念だ。
　仕方無くカメラをしまいお昼を食べ始めた。するとそこに熱い甘酒の差し入れ。 飲んでみるとさっぱりした甘さで美味しい。おかげで元気が湧いてきた。こういう ところが山の良いところだろう。
　さて、下山の時間になったので荷物をまとめ歩き始めた。ところが下山コースは 道に雪が残っていた。雪の上に足を乗せると雪が沈み歩くのに苦労する。それでも ひるまず降りていく。
　すると雪の無い地帯に来ると下山道の近くに子ザルがいた。可愛いと思って喜んで いると下山道の真ん中に親ザルがいる。皆の足が止まる。こんな経験は、私は初めて だ。しばらく、動けずにいると勇気を出して何人かが前のほうに出てサルのほうに 向かって盾になって歩きだした。するとサルのほうも道から離れくれた。一安心 したところで、又、下山を開始しており始めた。やがて林道に入り街中きて下山 終了。一旦、尾県郷土資料館に寄り田野倉駅に着いて解散となった。
　そして、今、反省会。やがて電車の時間になるので帰ろうとすると店の人が挨拶に きた。すると
「シフォンケーキならありますよ。」
言われ、びっくり仰天。本当はどっちなの？？？

箱根　　明星ケ岳(みょうじょうがだけ、９２３．９ｍ）　 　　　温泉グループ
日程：　２０１４年３月１５日（土）
行程：　湯本バス停　−　宮城野橋バス停　−　明星ケ岳　−　宮城野　−　勘太郎の湯　−　箱根湯本駅
参加：　６名
寄稿：　伊東

笹のトンネル

明星ヶ岳にて

早春の箱根を歩き、温泉で温まる、に参加した。天気は晴れときどき曇り。しかし、 前日の寒波で頂上に近づくにつれ積雪。 ストックを突き刺し測ってみたら、最深で １５センチはあった。葉っぱをいっぱいつけた背の低い竹が、雪をまとい道をふさいで いる。 Ｗさんが「僕が、先の様子見てきますよ」と先頭に立つ。ＯＫサインで先に進む。 頂上まで＋３０分は時間を要した。
このような有様なので、予定を変更し出発地点に 早めの下山。上空は晴れなのに、下山後は衣服とザック、靴は泥まみれで勘太郎の湯へ 直行。 時間が早いこともあり、人影まばらでゆっくり温まる。
しばしの休憩後、バス停まで歩き、湯本行きのほぼ満員バスに乗車する。 嫌な予感的中。曲がりくねった車道、満員のため暑い、荒い運転（私には）のバス。 我慢に我慢をしていたが、湯本まであと１キロのところで、しゃがみ込む。Ｙさんが 次のバス停で一緒に降りてくださることに。そしたら、男性陣までもが降車、駅まで ２０分ほど歩くこととなった。
本当に申し訳なく胸がつぶれそうだった。ご同行の皆様、ご迷惑をおかけいたしました。

大文字から早雲山方面の展望

甲府周辺　　冬を楽しむ「入笠山」　 　　　四季グループ
日程：　２０１４年３月１５日（土）
行程：　武蔵小杉北口（川崎モーニングライナー）　→　富士見パノラマリゾート（ゴンドラ利用）
　　　　　→　ゴンドラ山頂駅　→　マナスル山荘　→　入笠山　→　マナスル山荘　→　ゴンドラ山頂駅（ゴンドラ利用）
　　　　　→　富士見パノラマリゾート（川崎モーニングライナー）　→　武蔵小杉北口
参加：　１１名
寄稿：　横山

　“川崎モーニングライナー”は６時４０分武蔵小杉を出発、途中川崎に寄りほぼ満席の 状態で目的地「富士見パノラマリゾート」に向かう。乗客のほとんどはスキー・スノボーが 目的で山行目的は我々のグループだけのようであった。
　出発してから２時間ほどして「談合坂サービスエリア」で休憩を取り、しばらくすると バスの中から“富士山”・“甲斐駒ヶ岳”・“八ヶ岳”等が見え入笠山山頂から眺める 山並みが待ち遠しくまだかまだかと思った「富士見パノラマリゾート」へは予定の１０:００着を １時間強遅れで目的に到着した。
　到着後は「ゴンドラ山麓駅」からゴンドラで一気に「ゴンドラ山頂駅」（１，７８０ｍ）まで 上りアイゼン・スパッツを履きＳＬを先頭に入笠山山頂（１，９５５ｍ）を目指す。雪面は固く アイゼン歩行に最適であった。「マナスル山荘」で昼食をとり“入笠山山頂まで３０分”の 道標を横目に２５分程で山頂に着く。そこには噂通りの３６０°大パノラマビューが広がり 青空の下、白き雪を纏った“富士山”・“北アルプス”・“中央アルプス”・ “南アルプス”・“八ヶ岳連峰”を眺めながら参加メンバーからは感動・感激の声が出る。
　ひとつ残念なことはメンバーの方々が山並みを指しながら「あれが甲斐駒」、「あれが車山」、 「あれが．．．．．．．」といった会話をただ聞いているだけで会話の輪に入られない事 だった。（私には富士山しか判らなかった。）
　風も穏やかの中、大パノラマビューに後ろ髪を引かれる思いで下山。途中昼食をとった マナスル山荘でＣＬ・ＳＬにお湯を沸かしてもらい（感謝）ティータイムを取り１５:３０頃 「ゴンドラ山麓駅」に着く。
　バスは１６:００に「富士見パノラマリゾート」を発ち行き同様、高速で渋滞に遭い１９:３０着 予定が１時間弱遅れで武蔵小杉に到着する。到着後はいつもの反省会？を行い１日を終える。

　今回の「入笠山」はのんびりとゆとりのある山行で山頂では絶景の大パノラマビューを 眺めることができ、山行目的である“冬を楽しむ”にはもってこいの山行であったと 思う。それを企画していただいたＣＬ・ＳＬありがとうございます。そして参加 メンバーの皆さんお疲れ様でした。

湯河原　　幕山・南郷山（例会山行）　　　　　　四季グループ
日程：　２０１４年３月２日（日）
行程：　幕山公園　→　幕山（６２６ｍ）　→　幕山公園（解散）
参加：　２０名
寄稿：　関ｙ

春の兆しが見えてきた今日この頃、雪山は一旦お預けして梅満開の幕山と南郷山の ハイキングを楽しもうと参加しました。
当日の天気は小雨。気にするほどのことでもないのか集合時間までに参加者全員集まり 自己紹介とミーティング。リーダーから南郷山のハイキングコースで立ち入り禁止区域が あるので幕山のピストン山行に変更との事。参加者を２班に分け駅から幕山公園まで 歩いていくことになりました。
各班それぞれのルートで公園入口で落合うということで、私は１班でしたので路線バス ルートから五郎神社経由で幕山公園でした。程なく２班と合流をして入園料を払って 公園内へ。
梅林は幕山の山麓斜面を紅梅・白梅が咲いていて公園内から一目で見渡せます。そのうち 雨も止むだろうと期待をしつつ休憩を挟んで幕山に向かことにしました。梅林内の散策路 では目の前の梅の花を愛でながらゆっくりと、そして奥に進んでいくとクライミングで 有名な幕岩が見えてきました。あいにくの雨のせいかクライマーの姿を見ることが 出来ませんでした。
梅林の最高地点（幕山登山口）から程なく登っていくと東屋が在りツアー客がちょうど席を 立ったのでここで休憩をとり一気に山頂を目指しました。が、頂上からは何も見えませんし 雨も止みません。良い天気だと相模灘や真鶴半島、箱根の山が見えるのですが・・・。
雨も止みそうもないので頂上での休憩を早々に切り上げ途中の東屋へ。しかしツアーの 先客で私達の入る余地がなく結局公園まで下ることになりました。ぬかるんだ登山道を 転ばないようにゆっくりと慎重に足を運び公園へ、昼食そして解散となりました。

傘が手放せない１日でしたが７分咲きでもピンク色に彩られた梅林を見てほんわかとした 春の気分を味わうことが出来ました。今日の心は〜鶯餅？桜餅？　お疲れ様でした！

湘南　　湘南吾妻山菜の花Watching Walk（１３６．２Ｍ）　例会山行　 　　　ミニハイクグループ
日程：　２０１４年２月２日（日）
参加：　２４名
寄稿：　宮地

新春ハイキング翌週の日曜日午前０９:３０ ＪＲ東海道線二宮駅に２４名のＫＨＣメンバー集合。 「吾妻山菜の花ウォッチングスタンプラリー案内書」と「古社・古刹と記念館めぐり コース」案内地図を頂く。駅前の「ガラスのうさぎ像」（高木敏子さんの戦争体験の 小説の少女像）にしばし思いを寄せる。
出発後１５分、言論人の徳富蘇峰記念館の 梅園で早春の梅を愛でる。その後、知足寺で立派な吊るし雛を本堂で拝見。以前小田原 七福神巡りで、五百羅漢像のお寺で住職ご家族の厚意で見せて頂いた吊るし雛を思い 出す。知足寺の吊るし雛には多数のサルボボ（飛騨高山地方）も交じっていて笑いを誘う。 私の郷里の四国地方では吊るし雛は見た記憶がない。
さてここから本日のメインの 吾妻山公園へ。１３６Ｍとはいうものの、結構きつい階段を登りきる。歩くこと１５分、 早生の菜の花が展望台で満開を迎えていた。ここから見通す富士山は絶景で有名で あるが、本日は残念ながら小雨混じりの天候で、その姿を望むことは叶わなかった。 ベンチ前で晴れていれば富士山がバックに入るポイントで記念撮影となる。
ここから 見下ろす相模湾も、晴れていればきっと空の蒼と太平洋の青が混じると心に染みる のだろうなと思った。山の会である川崎ハイキングクラブのメンバーもきっと山と海と 花が好きな仲間が多いであろう。
山歩きも良いけれど、時々無性に山頂から海を見たく なるのは、瀬戸内海屋島で育った私の個人的な心象風景として「海」が焼き付いている からかもしれない。いつかきっとＫＨＣのメンバーに屋島山頂北嶺からの瀬戸内海を 見せてあげたいと考えながら吾妻山を下った。

富士山麓　　高座山（１３０４ｍ）、杓子山（１５９８ｍ）　〜アイゼン満喫編〜　　 　　　縦走グループ
日程：　２０１４年１月１８日（土）
行程：　富士山駅 → 鳥居地峠 → 高座山 → 大権首峠 → 杓子山 → 大権首峠 → 不動湯 → 下吉田駅
参加：　１９名
寄稿：　移川

この日のメインは何と言っても富士山。裾野まで見える大きな富士山を満喫するぞ〜 という期待とは裏腹に、お天気はあいにくの薄曇り。その代わり（？）アイゼンを 満喫する一日となりました。
登山口の鳥居地峠からは緩やかな坂道だったのでアイゼン無しで歩き始めたところ、 とたんに数人がツルッ、ズルッとなり、早々にアイゼン装着となりました。表面上は 雪道でしたが、その下はカチコチに凍った氷だったのです。「やっぱアイゼンは 頼りになるね〜」と言い合いながら、足取りも軽やかに進んで行くと、今度は目の前に ドドーンと急斜面が立ちはだかりました。この道は雪が少々ある程度でしたが、高座山 山頂までひたすら急斜面。つい足元ばかりを見がちですが、ふと立ち止まって振り 返ると、そこには大きな大きな富士山の姿がありました。青空に映える富士山では なかったけれどメイン目的達成です、万歳！

高座山山頂

ところでこの急斜面、山頂手前でより一層の急登となり、しかも柔らかめの土の地面 だったので、危うくアリ地獄のアリ状態になりそうでしたが、アイゼンのおかげで ガッシガッシと地面をとらえ、登ることができました。
高座山から大権首峠までは細かなアップダウンが続きます。お気楽な平らな道、 少し岩のあるところなど変化があって面白い道でした。
大権首峠でお昼を食べた後、 杓子山へピストンしました。ここはまた雪道で、最初はゆるめの雪をザクザクと、 高度が上がると閉まった雪をギュッギュッとアイゼンで踏みしめて約５０分で山頂へ 到着。アイゼンから伝わる雪質の違いも楽しいですね。登りの半分の時間で大権首峠 まで戻り、不動の湯まで林道を下山しました。
しばらく歩くと雪が無くなってきた のでアイゼンを外したのですが、この後が大変でした。凍結した個所が所々にあり、 「きゃー」「いてッ」「ひえ〜」「うわっ」という声があちこちから聞こえます。 私も二度ほどツルッといきました。アイゼン無しの人間て、氷の上ではなんと非力 なんでしょう。アイゼン様ありがとう。これからもよろしく。ＫＵＲＥ ５５６も買いました から仲良くしましょうね。アイゼンの威力に恐れ入った一日でした。

中央線沿線　　石老山　冬の低山を歩く　　　　　　プチグループ
日程：　２０１４年１月１３日（月）
行程：　相模湖駅バス停9:26　→　石老山入口　→　顕鏡寺　→　融合平展望台　→　石老山12:00
　　　　　→　大明神展望台　→　キャンプ場　→　プレジャーフォレストバス停15:08　→　相模湖駅15:20
参加：　１８名
寄稿：　渡辺ｓ

経ヶ岳クリーンハイク・高水三山・浅間山とお試し山行させて頂き１２月に入会した。 今回プチＧｒの山行に初参加することとなったが、殆んど初対面の方々で新鮮でした。
朝の相模湖駅は、晴天に恵まれ冬の気持良い寒気に包まれていた。 バスで石老山入口につくと地域の駅伝ランナーが大勢息せき切って走っていきます。 こちらは、是から山道を息せき切って登るぞ！
入口のトイレ前のスペースで自己紹介、ストレッチをしていざ出発した。 途中で体温調整して少しぬかるんだ、立札付の奇岩怪岩が点在する道を暫く行くと 顕鏡寺につき休憩、見上げる大イチョウ（かながわ名木１００選）は、４２ｍで県内一高いと 立札に書いてあった。
その間に３組ほどが追越して行きます、所々霜柱を踏みながら融合平展望台につき丹沢 の峰々が見える。 暫く頑張って進むと石老山６９４ｍ頂上に到着してランチタイムとなった。
先客が１５名程もいて殆どベンチが一杯なのでシートを広げてパンを頬張った。 寒い中で渡辺稔さんの沸したお湯でココアを飲み一息つきました。 行いが良いのか空は晴れ渡り丹沢の峰越しに雪煙る富士山がハッキリ見えます。
参加者全員で集合写真を撮り終って下山スタートしたが、途中に登り下りを数回繰り 返し暫くして見晴用の大明神展望台に着いた。 ここの展望がすばらしく、西の山々の向うに六本木ヒルズ、東京タワーそしてスカイ ツリーを見られた。
途中は急な礫岩の道があり足元に注意しながら降りて県道に繋がりプレジャーフォ レスト前バス停に到着した、ここで温泉組と別れて今回の山行も無事に終わった。
今年初めの山行が晴天に恵まれ幸先の良いスタートとなった、皆さん今年良い事が 有りますように！